世界から見た日本の再生医療に関して

もう五年前になりますが、日本の研究者がips細胞の研究によって、ノーベル賞を受賞しました。
大変素晴らしいことですし、日本の医療レベルを世界にアピールするきっかけになったのではないでしょうか。
ips細胞の用途としては、再生医療への応用が挙げられます。
臓器移植や輸血は、どうしても拒絶反応が付き物です。
同細胞であれば自分の組織を使うので、拒絶反応の心配はありません。
日本には糖尿病患者が多いですが、腎不全や肝不全の患者さんにとっては希望の光ではないでしょうか。
まだまだ実用化には時間がかかりますが、緑内障への治験は始まっています。
遠くない未来に、がんや脳卒中で亡くなる方はゼロになるのではないでしょうか。
私たちに出来ることは、研究の成果が出る頃まで健康に気を付けて過ごすことです。
食事のバランスを考えることもそうですが、適度な運動をしてストレスを溜めないことです。
恩恵が受けられるその日まで、元気に過ごしたいものです。